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2025年01月23日木曜日
ホームニュース愛知県・岩手県での発生を皮切りに、全国で広がる鳥インフルエンザ…卵の卸売価格が350円に達する可能性

愛知県・岩手県での発生を皮切りに、全国で広がる鳥インフルエンザ…卵の卸売価格が350円に達する可能性

引用:聯合ニュース
引用:聯合ニュース

今年に入り、日本で鳥インフルエンザ(AI)の発生が急増している。朝日新聞の22日付報道によると、今年1月の発生件数は前日までに24件に達し、これまで月間最多であった昨年1月の19件をすでに上回った。

2日に愛知県、岩手県で発生して以来、ほぼ毎日新たな感染が確認されており、19日には1日で7件が確認され、1日当たりの発生件数として過去最多を記録した。

昨年10月に北海道で鳥インフルエンザが確認されてから、島根県、千葉県など各地で発生が続いていたが、畜産当局の防疫強化により抑制されたかに見えた。しかし、今年に入り再び拡大傾向に転じている。

所管省庁である農林水産省では、危機的状況との見方が出ている。江藤拓農林水産大臣は前日、「この傾向が続けば(卵の卸売価格が)過去に経験した350円の水準に達する可能性もある」と述べた。農林水産省は今月中旬、全国470店舗で調査した卵の平均小売価格は、10個入り1パック269円で、平年より約16%高い水準だと発表した。

同紙は「日本で卵の価格は、需要が増加する年末に上昇し、年初には下がるのが一般的な傾向だが、今年は上昇が続いている」と指摘しながら、鳥インフルエンザの拡大が収束しなければ、卵価格にさらなる影響が避けられないとの懸念を示した。

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