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2025年01月24日金曜日
ホームニュースウクライナ軍、クルスク地域で捕らえた北朝鮮兵士2名をキーウへ移送 人権団体が送還に反対

ウクライナ軍、クルスク地域で捕らえた北朝鮮兵士2名をキーウへ移送 人権団体が送還に反対

引用:聯合ニュース
引用:聯合ニュース

ウクライナのゼレンスキー大統領は11日(現地時間)、ウクライナ軍がロシア西部のクルスク地域で2名の北朝鮮兵士を捕捉したと発表した。ゼレンスキー大統領はこの日、テレグラムチャンネルに投稿し、捕らえられた2名の北朝鮮兵士が負傷した状態でキーウに移送され、ウクライナ安全保障局(SBU)の尋問を受けていると伝えた。

韓国の対北朝鮮人権団体は23日、ゼレンスキー大統領宛ての公開書簡で、捕らえられた北朝鮮軍の身元公開を控え、本人の意思に反してロシアや北朝鮮に送還しないよう要請した。これらの団体は「赤十字国際委員会(ICRC)のジュネーブ条約解説書は『戦争捕虜の送還が人間の保護に関する国際法の一般原則に明らかに反する場合、抑留国は彼らに事実上の亡命を許可することができる』と規定している」と指摘した。

さらに、北朝鮮では投降した兵士やその家族が反逆者として過酷な刑罰に処される可能性が高いと警告した。また、捕虜の待遇に関するジュネーブ条約第13条に基づき、捕らえられた捕虜の身元公開は人道的精神に反するとして、北朝鮮軍捕虜の身元公開を控えるよう求めた。加えて「ウクライナ当局がロシアと北朝鮮による北朝鮮軍兵士に対する残虐行為に関する情報と証拠を収集、分析、保存し、将来の戦争犯罪及び人道に対する罪としての訴追に備えることを要請する」と述べた。

書簡には北朝鮮人権市民連合(NKHR)、HanVoice、北韓正義連帯、6・25国軍捕虜家族会、ムルマンチョ、ノーチェーン、チンゴムダリ、シンク、転換期正義ワーキンググループ(TJWG)など対北朝鮮人権団体が署名した。

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