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2025年01月31日金曜日
ホームニュース「砲撃重視」北朝鮮軍、ロシアに追加派兵か…米情報筋「2カ月以内」と予測、歩兵部隊は少数の見通し

「砲撃重視」北朝鮮軍、ロシアに追加派兵か…米情報筋「2カ月以内」と予測、歩兵部隊は少数の見通し

引用:聯合ニュース
引用:聯合ニュース

ウクライナの情報機関は、北朝鮮がロシアのクルスク州に追加で砲兵部隊を派遣する可能性があると報じた。米紙「ニューヨーク・タイムズ(NYT)」は、米国の高官の話として、「2か月以内に北朝鮮軍の追加派兵が行われる可能性がある」と伝えている。

米軍事専門メディア「ウォーゾーン(TWZ)」は、ウクライナ軍情報総局のキリロ・ブダノフ総局長が22日(現地時間)のインタビューで、北朝鮮軍の追加派兵の可能性について言及したと報じた。ブダノフ総局長は、「追加派兵部隊には地上戦闘員が多く含まれるとは考えていない」とし、派遣される部隊は主に砲兵部隊で接近戦を行う歩兵ではない可能性が高いとの見解を示した。

さらに、追加派兵の時期や規模については、詳細は把握していないとも述べた。この発言は、NYT紙が米高官の匿名情報として、今後2か月以内に追加派兵が行われる可能性を伝えた後に行われたため、信憑性が高いとの見方が示されている。また、ブダノフ総局長は、北朝鮮による武器支援が今後も続く見通しを示した。

北朝鮮は昨年、短距離弾道ミサイル「火星11型(KN-23)」148発をロシアに提供し、今年も約150発を追加する見込みだ。また、最近3か月間で、北朝鮮はロシアに170mm自走砲「曲山砲」120門、240mm多連装ロケット砲「主体砲」120門を引き渡したとされ、今後はこれまで以上の規模で砲兵装備が送られる見込みである。

なお、北朝鮮は昨年末、ロシアのクルスク州に1万2,000人規模の部隊を派遣したとされ、ウクライナ側はそのうち3分の1に当たる4,000人が戦死したと主張している。

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