6.4 C
Tokyo
2025年02月04日火曜日
ホームニュース世界で相次ぐ旅客機事故…ニューヨーク行きユナイテッド1382便で火災 乗客が機内から撮影した映像も

世界で相次ぐ旅客機事故…ニューヨーク行きユナイテッド1382便で火災 乗客が機内から撮影した映像も

最近、航空事故が相次ぎ、市民の不安が広がる中、また離陸準備中のニューヨーク行きユナイテッド航空機から火災が発生した。

今月2日(現地時間)、フォックス26ニュースなどの報道によると、同日午前8時30分頃、ヒューストンのジョージ・ブッシュ・インターコンチネンタル空港を出発しニューヨークに向かう予定だったユナイテッド航空1382便(エアバスA320)で火災が発生した。

事故は、旅客機が離陸準備のため滑走路を移動中、片方の翼下から火花が発生したとされる。

メディアは、当時機内にいた乗客が撮影したとみられる映像を公開した。映像では、翼下のエンジンから赤い炎と黒煙が立ち上っている様子が映っていた。また、恐怖に襲われた乗客たちが窓の外を見ながら動揺する声も収録されていた。乗客らは搭乗階段と非常用スライドを使って脱出し、滑走路に集まる姿も捉えられた。

事故による負傷者や死者は報告されていない。

搭乗していた乗客のアシュリン・シャープさんは「眠ろうとした時、大きな音がして機体が揺れるのを感じた」と当時を振り返った。「何かがエンジンに吸い込まれたような音がした。皆パニックになった」と述べ、「窓の外を見るとエンジンと翼が燃えているのが見えた。機内でも煙の臭いがした」と語った。

シャープさんは「最初、乗務員は乗客に着席するよう指示したが、もう座っていられないと判断し、後方の非常用スライドで避難させた。その後、2時間30分も滑走路に待機を強いられた」と説明。「単なる偶然な事故であってほしい。全員無事で本当に良かった」と付け加えた。

出火の詳しい経緯はまだ明らかになっていない。アメリカ連邦航空局(FAA)は同日午前8時35分頃にエンジンのトラブルの報告を受け、事故の経緯を調査中である。

関連記事

コメントを書く

あなたのコメントを入力してください。
ここにあなたの名前を入力してください