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2025年02月06日木曜日
ホームニュース【株式情報】社運を賭けた危機なのに…グーグル株が最高値更新、分割危機も株価上昇の理由とは

【株式情報】社運を賭けた危機なのに…グーグル株が最高値更新、分割危機も株価上昇の理由とは

分割危機に直面しているグーグルの株価が高騰を続けている。

24日(現地時間)、ニューヨーク証券取引所でグーグル株は前日比1.16%上昇し、201.90ドル(約3万1,000円)で取引を終えた。グーグル株は終値ベースで22日に初めて200ドル(約3万700円)を突破(200.03ドル)した後、再び史上最高値を更新した。同日、ハイテク株中心のナスダック総合指数は0.5%下落して取引を終えた。エヌビディアとアップルの株価もそれぞれ3.12%と0.39%下落した。

引用:EPA通信
引用:EPA通信

グーグルは昨年8月、米司法省との訴訟で敗訴し、検索市場を違法に独占しているとの判決を受けた。司法省は、グーグルの検索独占状態を打破し市場競争を活性化するためには、会社分割以外に方法がないとの結論に達した。しかし、グーグル株は今年に入ってから約6%上昇している。ナスダック指数が3.3%上昇したことと比較すると、顕著な上昇傾向だ。危機的状況下でグーグルの株価が上昇する理由は何か。

シー・エヌ・ビー・シー(CNBC)は「グーグルが制裁に直面し、競争は激化している」としながらも「専門家らはグーグルがAI(人工知能)分野で機会を得られるとの見方で概ね一致している」と報じた。危機的状況下でもグーグルが競争力を証明するだろうと考える投資家が多いということだ。

グーグルは最近、第2次トランプ政権に期待を寄せる姿勢を見せている。大統領就任式基金に100万ドル(約1億5,400万円)を寄付し、CEOのスンダー・ピチャイ氏は就任式に直接出席した。

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