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2025年02月06日木曜日
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アメリカとの約束履行、メキシコが軍事展開開始 治安への影響は「限定的」と強調

引用:ニュース1
引用:ニュース1

メキシコのクラウディア・シェインバウム大統領は、ドナルド・トランプ大統領との約束通り、国境に1万人の軍人を配置し始めたと明らかにした。

シェインバウム大統領は4日(現地時間)、記者団に対し「(軍の)配置はすでに始まっている」と述べ、治安問題がそれほど深刻でない地域に軍を配置したと説明したとAFP通信が報道した。さらに「(国境配置により)残りの地域の安全が脅かされることはない」と強調した。メキシコでは、2006年に政府が麻薬カルテルとの戦争に軍を投入して以来、45万人以上が死亡するなど、麻薬などの犯罪組織による暴力問題が深刻化している。

これに先立ち、トランプ大統領は3日、シェインバウム大統領とカナダのジャスティン・トルドー首相と電話会談し、両国からの輸入品に対する25%の関税適用を30日間猶予すると発表した。トランプ大統領は、カナダが130億ドル(約1兆9,756億円)規模の国境計画を実施し、メキシコが国境に1万人の軍人を即時投入することに同意したと説明した。

一方、中国に対しては4日から予定通り10%の関税が課された。これに対し中国は、米国産の石炭および液化天然ガス(LNG)に15%の関税を、原油・農機具・大型車両などには10%の関税を課すとともに、半導体の核心原料の輸出を制限するなど、真正面から対抗措置を講じている。

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