![](https://contents-cdn.viewus.co.kr/image/2025/02/CP-2023-0235/image-26ade73d-97fa-4f66-9819-fe0d5f723dd9.webp)
韓国・大邱(テグ)地裁の浦項(ポハン)支部第1刑事部は、保険詐欺防止特別法違反の容疑で起訴された30代男、A被告に懲役1年を言い渡した。
A被告は2021年、ソウルの複合施設型マンションで自身の左目にBB弾を撃ち、傷害診断書を取得して約1億2,000万ウォン(約1,252万円)の保険金を騙し取ろうとしたが未遂に終わった。
共謀したB被告には懲役8か月に執行猶予2年、保健師C被告には罰金300万ウォン(約31万円)の判決がそれぞれ言い渡された。
A被告は別の事件でも有罪判決を受けた。
2022年、京畿道議政府(キョンギ道ウィジョン府)にあるマンションの地下駐車場で運転代行の利用者D氏が眠っている隙に財布を盗み、クレジットカードを計6回使用して約650万ウォン(約67万円)を使った容疑も持たれている。
さらにA被告は、ソウル中央地裁で特殊窃盗罪により懲役3年6か月の判決を受け、現在服役中だ。
裁判所は「累犯者であるにもかかわらず犯行に及んだため、罪責は軽くない」と指摘した。一方で「確定した特殊窃盗罪の前科との均衡を考慮して量刑を決定した」と説明した。今回の判決は、繰り返す犯罪行為に対する厳罰化の必要性を強調し、法的制裁を通じて社会的警鐘を鳴らす意図を含んでいる。