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2025年02月12日水曜日
ホームニュース「韓国の選挙介入疑惑」に中国大使館が反論 「内政干渉せず」と初の公式声明発表へ

「韓国の選挙介入疑惑」に中国大使館が反論 「内政干渉せず」と初の公式声明発表へ

韓国にある中国大使館は、最近一部で提起されている中国による不正選挙介入説について初めて見解を示した。同大使館は8日、声明を発表し、「韓国の内政問題を中国と無理に関連付けることに反対する」と表明した。

声明の中で、中国大使館は「中国は一貫して内政不干渉の原則を守っており、その立場を言行一致で貫いている」と強調した。さらに「韓国国民が状況を適切に理解し、正しい判断を下すと信じている」と述べた。また、韓国で広がる「嫌中感情」についても懸念を表明。ユン・ソンニョル大統領を支持する一部の人々が、ソウル中区の中国大使館前で「滅共フェスティバル」を開催し、「習近平退陣」や「弾劾無効」といったスローガンを叫んだことに言及した。

一方、中国大使館は「多くの中国人が韓国で働き、学び、生活し、旅行している」と指摘し、「韓国側に在韓中国人の安全と合法的権益を保障するよう求める」と述べた。また、「中国は友好的な隣国として、韓国の安全、発展、繁栄を守ることを望んでおり、これが韓国にとって重要な政治的支援となる」と強調した。

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