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北朝鮮が昨年ロシアに対して、兵力だけでなく大量の労働者まで不法に派遣していたことが明らかになった。
9日、韓国の国家情報院によると、北朝鮮が昨年ロシア各地の建設現場に派遣した労働者は数千人に上るとみられている。
ロシアの若年層がウクライナ戦争に動員されたことにより発生した建設現場の人手不足を、北朝鮮が労働者を派遣することでこの穴を埋めていたとされる。
北朝鮮の労働者海外派遣は、北朝鮮労働者への雇用許可付与を禁止した国連安全保障理事会決議第2375号に違反している。既存の北朝鮮労働者も2019年12月末までに本国へ送還することが義務付けられていた。
北朝鮮とロシアは国際社会の監視の目をすり抜けるため、学生ビザなどを利用して労働者を派遣しているとの疑惑が持たれている。
米国のラジオ・フリー・アジア(RFA)は最近、昨年ロシアに入国した北朝鮮住民が1万3,221人で、前年比12倍に急増したとロシア連邦統計局の資料を引用して報じた。このうち、入国目的を「教育」と申告した者が7,887人で最多となった。