7.1 C
Tokyo
2025年02月22日土曜日
ホームニュース「前例のない斬新な漁村を築く」北朝鮮、海洋養殖基地の建設をついに始動 金正恩が新たなビジョンを示す

「前例のない斬新な漁村を築く」北朝鮮、海洋養殖基地の建設をついに始動 金正恩が新たなビジョンを示す

新浦市養殖事業所に続き、海洋養殖所を建設

北朝鮮の金正恩国務委員長が大規模な海洋養殖基地の着工式に出席し「海洋養殖において楽園郡(ラグォン郡)特有の新境地を開拓すべきだ」と強調した。

「朝鮮中央通信」は15日、金委員長が前日に楽園郡で行われた海洋養殖事業所の着工式で「我が国では海洋養殖がすでに実利と将来性を示す資源開発分野として実証されている」と述べたと報じた。

金委員長は演説で、自ら養殖所の用地を選定したと説明した。「三方が陸地に囲まれたこの場所は、厳しい海洋気象の影響を受けにくく、水生動植物資源と海洋生態環境も優れているため、養殖事業所の立地としては理想的だ」と述べた。

さらに「新浦市(シンポ市)海洋養殖事業所を上回る特色ある優れた水産基地を建設し、前例のない斬新な漁村を築くことが、我が党の地方発展政策の正当性と将来性を示す具体例となる」と強調した。

北朝鮮は昨年末から1か月ごとに全国の10分の1に当たる地域で地方工業工場の竣工式を開催している。演説後、金委員長は着工を記念して鍬入れを行った。楽園養殖所は昨年12月に完成した新浦養殖事業所に続く2番目の総合養殖事業所だ。着工式には趙勇元党書記と盧光哲国防相など主要幹部も出席した。

関連記事

コメントを書く

あなたのコメントを入力してください。
ここにあなたの名前を入力してください