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2025年02月22日土曜日
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北朝鮮「非核化は不可能で非現実的な過去の夢」と強烈に批判、日米韓外相共同声明に反発

北朝鮮は「北朝鮮の完全な非核化」の意志を示した日米韓外相共同声明に対し、「不可能で非現実的」だと反発した。

18日のニュース1によると、北朝鮮外務省は同日、報道官談話を通じ「北朝鮮の非核化」は「現実的に見て実践的にも概念的にも今やますます不可能で非現実的」だとし、米国が「時代遅れで荒唐無稽な計画を追求している」と非難した。

さらに「非核化」は「今日では、その表現さえも記憶から消えつつある、失敗した過去の夢」だとし、「米国の現実逃避的な見方に対し、対抗する価値もないというのが我が政府の公式見解であり、我々は米国の行動を最も断固とした態度で非難し排斥する」と強く批判した。

また「朝鮮半島と地域での集団的対決と衝突を煽る日米韓の冒険主義的な暴挙に対して深刻な懸念を表明し、敵対国のいかなる挑発や脅威は圧倒的で決定的な対応に直面することになることを強く警告する」と述べた。

さらに「過去30年間、朝鮮半島の核問題の発生と存続の原因を無視し、一方的に我が国の安全を脅かそうとした帝国主義者たちの無駄な試みが今日どのような結果をもたらしたかについては、米国自身が自問自答すべきだ」とし、核兵器開発の原因を米国の責任とした。

そして「米国が現実を直視できず、我が国に対して非効果的な圧力手段に固執し続けるほど、共和国は戦略的力量の向上に必要な新たな機会を引き続き掴むことになり、米朝の対立構図において我々ははるかに有利となるだろう」と声を高めた。

報道官は「今後も新たな核戦力強化路線を一貫して堅持し、あらゆる政治軍事的手段を活用して国家の主権と安全利益を侵害する米国とその追従勢力の脅威を徹底的に抑制し、自らの戦略的目標を完璧に達成していく」と強調した。

上川陽子外相と米国のアントニー・ブリンケン国務長官、韓国のチョ・テヨル外相は、現地時間15日にドイツ・ミュンヘンで開催されたミュンヘン安全保障会議に出席し、北朝鮮の核問題、日米韓協力、経済協力などの懸案を協議した。彼らは共同声明を発表し、北朝鮮の非核化に対する確固たる意志を再確認した。

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