ハリス前副大統領、バイデン前大統領と同じ芸能プロダクションと契約…退任後の活動に注目

カマラ・ハリス前副大統領がジョー・バイデン前大統領と同じハリウッドの大手芸能プロダクションと契約したことが明らかになり、今後の活動に注目が集まっている。
現地時間18日、フォックス・ニュースと米エンターテインメント誌『バラエティ』は、ハリス前副大統領が芸能プロダクションであるクリエイティヴ・アーティスツ・エージェンシー(CAA)と契約を結んだと報じた。
バラエティによると、ハリス前副大統領とCAAの契約は講演や出版を中心としたあらゆる分野に及び、退任後の計画について密接に協力する予定だという。先月3日にはバイデン大統領も同エージェンシーと契約を結んでいる。
バイデン大統領は副大統領の任期を終えた2017年から2020年にもCAAと契約を結んでいた。当時の契約後、CAAは2017年にバイデン大統領が出版した回顧録『Promise Me, Dad(約束してくれないか、父さん: 希望、苦難、そして決意の日々)』の宣伝を担当していた。長男であるボーの死を綴ったこの本はベストセラーとなり、2020年の大統領選出馬の足がかりとなった。
過去にはバラク・オバマ前米大統領夫妻やヒラリー・クリントン前国務長官もCAAと契約を結んでいる。CAAは通常、著名な俳優やトップクラスのタレントと契約を結ぶが、政治家や社会運動団体との提携も珍しくないという。
ハリス前副大統領は先月20日に副大統領職を退任して以来、比較的表舞台から姿を消している。フォックス・ニュースによると、ハリス前副大統領がカリフォルニア州知事選に出馬するという噂も流れているようだ。