ホーム ニュース 住宅街に巨大な陥没が発生、1,200人以上が住居喪失の危機に…ブラジルの小都市が非常事態を宣言

住宅街に巨大な陥没が発生、1,200人以上が住居喪失の危機に…ブラジルの小都市が非常事態を宣言

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引用:NEWS9
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ブラジル北東部の小都市が巨大な陥没穴により非常事態を宣言した。

「ガーディアン」や「BBC」など複数の海外メディアによると、ブラジルのマラニャン州・ブリティクプで巨大な陥没穴が発生し、数百軒の住宅が飲み込まれた。人口約5万5,000人のうち1,200人以上が家を失う危機に直面しているという。

数百メートルに及ぶこの穴は、一見すると峡谷のようにも見える。ブリティクプ市当局は今月初めに非常事態を宣言したが、「ここ数か月で規模が急激に拡大し、居住地域に迫っている」と説明した。

海外メディア「インディペンデント」は「ブリティクプの陥没穴は30年以上前から問題となっていて、砂質の特性で脆弱化した土壌が雨で浸食されて発生した」と指摘した。森林伐採や不適切な建設計画も影響した可能性があると分析している。

ブリティクプに22年間住んでいるという住民は、「ガーディアン」とのインタビューで「目の前に危険が迫っているのに、この穴が地下のどこまでつながっているのか誰も分からない」と不安な心境を語った。

市当局は災害緊急事態を宣言し、陥没穴の周辺に住んでいる住民の避難計画を検討しているという。

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