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2025年02月28日金曜日
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ロボット掃除機シェア率トップの中国企業「Roborock」、個人情報保護に関する新たな対策を発表

引用:聯合ニュース
引用:聯合ニュース

韓国でロボット掃除機シェア率1位を記録している中国の企業「Roborock」が、新製品発売前後に浮上したユーザー情報の共有に対する論争について「厳格な措置を講じている」と釈明した。

Roborockは今月26日、公式コメントを発表し「当社はグローバル認証機関テュフ・ラインランドからIoTサービス認証を取得した」と説明した。

さらに「この認証は欧州電気通信標準化機構(ETSI)が産業界・学界・政府と協力して開発したグローバルIoT機器ネットワークセキュリティ基準に基づいている」とし、「S9 Max V Ultra・Slim両製品は、グローバル認証機関UL SolutionsからIoTセキュリティ等級の最高レベルであるダイヤモンド等級認証を取得した。これは当社のネットワーク接続機器の厳格なセキュリティレベルを証明するものだ」と述べた。

データの転送・保存に関しては「最新のTLS暗号化技術を適用し、サーバーに送信されるすべてのデータにおいて暗号化処理している」とし、「韓国の法律を厳守し、ユーザーの同意なしに、または韓国の法令に特別な規定がない限り、第三者にユーザーデータを提供しない」と釈明した。

ロボット掃除機が収集する映像・音声データなどの情報はサーバーに保存されないことについても強調した。障害物を回避するための画像データもロボット掃除機本体にのみ保存されるという。

Roborockは「映像・音声データなどの機能を使用することについてはユーザーが直接選択でき、画像データも削除・管理できるため、個人情報を自律的に制御できる」と述べた。

個人情報保護方針については「個人情報保護の重要性を深く認識しており、韓国の法律顧問と協力して韓国の個人情報保護法・規定に適合する個人情報保護方針を検討・改善している」とし、「すべてのユーザーデータ処理活動において韓国の法律・規定を厳格に遵守する」と説明した。

Roborockは新製品S9 Max Vシリーズの発表前後に、中国に本社を置くIoT企業にユーザーデータを共有するという論争に巻き込まれた。そのため、新製品発表イベントでもその企業にユーザーデータを共有しないという釈明を続けざるを得なかった。

Roborockは「今後も製品の品質とサービスレベルを向上させるとともに、ユーザーデータのセキュリティと個人情報保護を一層強化し、より安全で便利、スマートな生活体験を提供できるよう最善を尽くす」と強調した。

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