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2025年03月12日水曜日
ホームニュース北朝鮮、約2か月ぶりに弾道ミサイル発射…米韓合同演習への反発とトランプ政権の態度を試す動き

北朝鮮、約2か月ぶりに弾道ミサイル発射…米韓合同演習への反発とトランプ政権の態度を試す動き

引用:聯合ニュース
引用:聯合ニュース

韓国の合同参謀本部は10日の午後1時50分頃、北朝鮮の黄海道(ファンヘド)内陸部から西海方向に発射された複数の弾道ミサイルを探知したと発表した。北朝鮮が黄海道黄州(ファンジュ)付近から発射した弾道ミサイルの射程は、60~100kmとされている。

北朝鮮による弾道ミサイル発射は1月14日以来約2か月ぶりで、1月20日に発足した米国のトランプ政権2期目では初めてとなる。この日は、朝鮮半島防衛のために定例の韓米合同演習「フリーダムシールド(FS)」が開始された日でもある。

韓米合同演習への反発とともに、短距離弾道ミサイル発射によってトランプ政権の対北朝鮮政策の方向性を探っているとの見方も出ている。トランプ大統領は1期目、北朝鮮の短距離弾道ミサイルの発射を「大したことではない」と容認する姿勢を示しており、この姿勢が2期目も続くかどうかを見極めようとしている可能性がある。

韓国・梨花女子大学のパク・ウォンゴン教授は聯合ニュースに対し、「トランプ大統領を過度に刺激しない低レベルの挑発を行った」とし、「自らの立場と戦略を示す範囲で挑発を続けるだろう」との見通しを示した。

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