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2025年03月14日金曜日
ホームニュース停戦合意の見返りは「武器」だった トランプ大統領、ウクライナへの軍事支援を即座に再開した真の狙いとは

停戦合意の見返りは「武器」だった トランプ大統領、ウクライナへの軍事支援を即座に再開した真の狙いとは

引用:AFP通信
引用:AFP通信

米国とウクライナが「30日間の停戦案」で合意したことを受け、停止していた武器供給が再開されたと、12日(現地時間)にAP通信とDPA通信が報じた。

ポーランドのラドスワフ・シコルスキ外相とウクライナのアンドリー・シビハ外相は、この日、ポーランド南東部のジェシュフにある軍事物資の中継地点を通じて、ウクライナへの武器支援が再開されたことを明らかにした。シコルスキ外相はワルシャワでシビハ外相との共同記者会見を行い、「ジェシュフ=ヤションカを経由する武器輸送が従来の水準に戻ったことを確認した」と述べた。

米国とウクライナがロシア・ウクライナ戦争に関する30日間の停戦案で合意したのは、ちょうど1日前のことだった。ウクライナの国境から約80km離れたジェシュフの北側にはジェシュフ=ヤションカ国際空港があり、ここを通じて西側諸国からウクライナへの武器供給が行われてきた。

ウクライナへの米国からの軍事支援の再開は、すでに前線でロシア軍に押されているウクライナ軍にとって重要な意味を持つと評価されている。AP通信によれば、軍事支援の再開に加え、ウクライナの機密指定されていない衛星画像へのアクセス権も回復したという。

以前、米国政府は衛星画像提供会社「マクサー・テクノロジーズ」が提供する非機密の衛星画像へのウクライナのアクセスを遮断していた。これらの衛星画像はウクライナがロシアに対する攻撃を計画し、ロシア軍の動向を監視する上で重要な役割を果たしてきた。

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