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2025年03月17日月曜日
ホームニュースIT・テック中国で「遺伝子改変ブタ」の腎臓移植に成功、末期腎不全患者への新たな治療法となる革命的な成果

中国で「遺伝子改変ブタ」の腎臓移植に成功、末期腎不全患者への新たな治療法となる革命的な成果

中国の病院で、遺伝子を改変した豚の腎臓を人間に移植する手術が成功したと報じられた。

13日、聯合ニュースなどによると、昨年6月、中国・西安の空軍軍医大学附属西京医院で、現地の医療チームが遺伝子改変された豚の腎臓を69歳の患者に移植したと、ブルームバーグ通信が中国国営メディア「チャイナデイリー」を引用して伝えた。

手術から1週間後の安全性評価では、移植された腎臓の状態は良好で、患者の血清クレアチニン値は手術3日後から正常レベルを示したという。

動物の臓器を人間に移植することは、臓器不足問題の解決策として注目されているが、世界的に見ても成功例は少ない。これまでの腎臓の異種移植は4例のみで、全てアメリカで実施されたとブルームバーグ通信は報じている。

今回の移植手術を執刀した竇科峰教授は「末期腎不全患者の臨床治療に新たなアプローチを提供した画期的な事例であり、異種移植の実現可能性と有効性が確認された」と述べた。

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