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2025年03月17日月曜日
ホームニュース博多駅近くのホテル3階から4歳児が転落し死亡、父親の外出中に発生した痛ましい事故

博多駅近くのホテル3階から4歳児が転落し死亡、父親の外出中に発生した痛ましい事故

引用:Youtube@RKB毎日放送NEWS
引用:Youtube@RKB毎日放送NEWS

福岡で4歳の男の子がホテルから転落し、死亡するという痛ましい事故が発生した。

毎日新聞によると、15日午前2時頃、福岡市博多区の博多駅近くの道路で、A君(4歳)が血を流して倒れているのを父親が発見し、救助隊に通報した。A君はすぐに病院に搬送されたが、約1時間30分後に死亡が確認された。

父親は警察の調べに対し、「子どもを寝かしつけた後、少し買い物に出かけ、戻ってきたら子どもがいなかった」と話しているという。発見時、A君はパジャマ姿だった。防犯カメラの映像から、警察はホテルの3階から転落したものと見ている。

警察によると、父子は名古屋から旅行で福岡に訪れていた。

安全専門家である山田恵子教授(東京子ども発達研究所)は「特に2~4歳の子どもは好奇心が旺盛だが、危険認識が乏しく、高所からの転落事故の主な被害者になりやすい」と指摘する。

山田教授は「安全装置のない窓の周りに椅子やテーブルなど足場になるものを置かないことが重要であり、子どもが深く眠っていても、一人にして外出するのは絶対に避けるべきだ」と強調した。

日本子ども安全協会によると、過去5年間で日本国内の子どもの転落事故は年間平均28件発生しており、そのうち60%は保護者の不在時に起きているという。

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