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2025年03月19日水曜日
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「台湾が反発?身の程知らずだ」中国政府が台湾独立を強く非難、軍事演習実施で警告を強化

引用:EPA通信
引用:EPA通信

中国政府は「台湾が独立を企んで、挑発し、騒ぎを起こすことは身の程知らずの行為であり、必ず厳しい処罰を受けるだろう」と表明した。中国軍が台湾海峡付近で軍事演習を行った事実も確認された。両岸(中国と台湾)の緊張が一層高まっている。

中国の台湾担当機関である国務院台湾事務弁公室の陳斌華(ちん ひんか)報道官は17日、「統一は歴史の大勢であり正道である一方、台湾独立は歴史の逆流であり袋小路だ」と述べた。

陳氏は、中国軍が同日午前、台湾海峡で戦闘機やドローンを動員して軍事演習を実施したことを確認し、「軍が台湾島付近で演習を行ったのは、頼清徳(らいせいとく)が引き続き台湾独立の誤った理論を宣伝し、両岸の対立を煽っていることへの断固たる報復であり、外部勢力の干渉に対する厳重な警告だ」と説明した。

さらに、「頼清徳が政権を握って以来、台湾独立の立場を固守し、両岸交流をさらに制限し妨害している。同時に、外部勢力と結託し、外国に依存して独立を企んでいる。彼の行動は『一つの中国』原則を深刻に挑発し、両岸関係を著しく損ない、台湾海峡の平和と安定を深刻に脅かしている」とし、「これに対して我々は決して容認せず、断固として対応し、処罰する」と強調した。

毛寧(もう ねい)中国外交部報道官もこの日の定例記者会見で、「中国軍が今日、台湾海峡付近で軍事演習を実施したのは、最近米国務省がウェブサイトで台湾に関する記述を修正し、台湾独立勢力が筋違いな行動をしていることと関連があるのか」という質問に対し、「中国側の軍事行動は国家の主権と安全保障、領土の一体性を守るために必要かつ合法的である正当な措置であり、外部勢力が台湾独立行為を黙認し支持することへの断固たる対応だ。台湾独立分裂勢力の行動に対する厳重な警告だ」と述べた。

中国軍の台湾海峡での軍事演習は、台湾軍の戦争準備訓練の実施に対する対抗措置と解釈される。台湾は17日から「小漢光」という別称の「即時戦争対応訓練」を5日間の日程で開始した。

さらに中国国家安全部は、台湾の「サイバー部隊」の主要指揮部と隊員の身元もオンラインに公開した。

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