
宇宙に9か月間滞在していた宇宙飛行士2人がついに地球へ帰還した。
地球に到着すると、イルカの群れも戻ってきた宇宙飛行士たちを歓迎した。
現地時間18日、アメリカ東部時間で午前1時5分ごろ、国際宇宙ステーション(ISS)に滞在していた宇宙飛行士のブッチ・ウィルモアとスニ・ウィリアムズを含む4人は、スペースXのドラゴンカプセルに乗り込み、約17時間後の午後5時57分にフロリダ沖に無事着水した。
ウィルモアとウィリアムズは昨年6月、当初約8日間の宇宙滞在を予定して地球を離れたが、予期せぬ問題により9か月間もISSに滞在することとなった。
NASA(アメリカ航空宇宙局)は彼らの帰還を実現させるため、宇宙飛行士の交代任務と連携し、今月16日にISSに到着した交代チーム「クルー10」の宇宙飛行士たちがISSに乗り込んだことで、ようやく地球への帰還が叶った。
帰還した宇宙飛行士たちは、NASAのヒューストン・ジョンソン宇宙センターに移動し、健康診断を受ける予定だ。