
ガザ地区の休戦が2か月で終わり中東の緊張感が高まる中、国際金価格が再び最高値を更新した。
19日午後3時45分(現地時間)時点の国際金価格は、前日比0.17%(5.25ドル/約783円)上昇し、1オンス当たり3,038.1ドル(約45万3,679円)を記録した。
18日(現地時間)、ロイター通信によると、金の現物価格は終値ベースで14日に初めてオンス当たり3,000ドル(約44万7,990円)を超えた。18日には再び3,038ドル(約45万3,664円)を超え、過去最高値を更新した。金先物価格も2月以降、トランプ前政権が引き起こした関税戦争の不確実性が続く中、最も安全な投資資産とされる金の価値が上昇している。
特に18日からガザ地区で大規模な空爆が開始され、中東地域の緊張が金の買い需要をさらに押し上げた。イスラエル軍は同日未明からガザ地区で大規模な空爆を再開し、これまでに400人以上の死者が出ている。