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2025年04月01日火曜日
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「命令を拒否した者は皆殺し」韓国警護次長が暴言と脅迫で命令拒否の幹部を職務から排除、職権乱用の疑い

引用:Shutterstock*この画像は記事の内容と一切関係ありません

韓国のキム・ソンフン警護処次長が職員に頻繁に暴言を吐いていたことが明らかになった。拘束令状には、韓国のユン・ソンニョル大統領の逮捕を阻止するよう命じたにもかかわらず従わなかった幹部らを脅迫し、約1週間警護業務から外した内容も記載されていた。

21日のJTBCの報道によると、1月15日に高位公職者犯罪捜査処(公捜処)と警察がユン大統領の2回目の逮捕状執行に乗り出した際、警護処職員が強く抵抗した1回目とは異なり、空の車両を越えて容易に官邸に進入できたという。

キム次長の拘束令状には、ユン大統領逮捕当日の状況が詳細に記されていた。午前5時頃、イ・グァンウ警護本部長は車壁の設置を指示した警護部長が応答しなかったため、「部下たちが動かない」との状況をキム次長に報告した。

拘束令状には「キム次長が警護部長に直接訪れ、罵声を浴びせながら『早く出て配置しろ』と指示し、再び『車を止めろと言っているのに止めないのか』と罵倒した」と記載されていた。しかし、警護部長と警護課長も「職員たちが従わない」と指示を拒否したことが調査で明らかになった。結局、ユン大統領は逮捕され、公捜処に連行された。

警察は「逮捕状の執行直後、キム次長とイ本部長が『命令を拒否した者たちは皆殺しにしてやる』と発言した」と拘束令状に記載した。「イ本部長がソウル拘置所で勤務中だった警護部長に『お前は任務から外れた』と告げた後、警護課長とともに職務から排除した」とも伝えられている。実際に2人は、1月16日から22日までの約1週間、警護業務から外されていた。

イ本部長から報告を受けたキム次長は「よくやった」と反応したことが調査で明らかになった。これに対し、キム次長側は「警護処には『職務排除』という形の人事措置は存在せず、一時的に事務所で待機させただけだ」と主張し、職権乱用容疑を否認した。

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