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2025年03月30日日曜日
ホームニュース「無駄足でもすぐ避難を」西日本各地で山火事が猛威…岡山市540ヘクタール、今治市410ヘクタール焼失 消火活動は難航

「無駄足でもすぐ避難を」西日本各地で山火事が猛威…岡山市540ヘクタール、今治市410ヘクタール焼失 消火活動は難航

引用:Shutterstock*この画像は記事の内容と一切関係ありません

西部各地でも山火事が発生し、住民約1万人に避難指示が出された。

26日、共同通信とNHKなどは、この日まで山火事が続いている地域は愛媛県今治市、岡山県岡山市、宮崎県宮崎市だと報じた。

特に、23日に山火事が始まった今治市では、焼失面積が約410ヘクタールに拡大し、建物9棟が被害を受けた。

今治市当局は「人命が最優先だ。無駄足になっても避難してほしい」と述べ、住民約7,500人に避難指示を出した。

同日に山火事が発生した岡山市の被害面積は540ヘクタール、避難指示対象の住民数は約3,000人に上る。

宮崎市の山火事は前日に発生。火災現場付近の70世帯に避難指示が出され、被害面積は50ヘクタールとなっている。

これらの地域では消防隊と自衛隊がヘリコプターなどを使用して消火活動を行っているが、今治市と岡山市では27日も乾燥した状態が続き、鎮火の見通しが立っていないと共同通信は伝えた。

石破茂首相は関係省庁に避難支援を指示し、広範囲にわたる地域で停電が発生する可能性に備え、必要な措置を講じるよう求めた。また、中谷元防衛相は消火活動に自衛隊を効率的に投入するため、24日に発足した統合作戦司令部の司令官に指揮を委ねた。

また先月、岩手県大船渡市でも大規模な山火事が発生し、約2,900ヘクタールが焼失した。

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