
テスラCEOのイーロン・マスク氏の娘、ヴィヴィアン・ジェナ・ウィルソン氏(20)は、父親であるマスク氏を「情けない子供のような男」と語った。
ウィルソン氏は20日(現地時間)、ティーン向けメディア「ティーン・ボーグ」のインタビューで、実父マスク氏の言動や性格について語り、次のように述べた。
インタビューでは、マスク氏が関与した「ナチス式敬礼」騒動に触れ、「狂気の沙汰だった。彼のことは全く気にしていない」と語り、「人々が私を彼と関連付けることにうんざりしている。情けない子供のような男だ」と明かした。
マスク氏は同日、米ワシントンD.C.のキャピタル・ワン・アリーナで行われたドナルド・トランプ大統領の就任祝賀集会において、ナチス式敬礼を連想させる仕草を見せ、物議を醸した。
一方、ウィルソン氏は16歳の2020年に性別適合治療を開始し、18歳となった2022年には、生物学的父親との一切の関係を断絶する意向を示し、裁判所に改名申請を行い、許可を得た。その後、これまで使用していた「マスク」という姓を放棄し、2020年以降、マスク氏とは絶縁状態にあるという。
現在、マスク氏は4人の女性との間に計14人の子供がいるとされる。ウィルソン氏は、マスク氏が最初の妻ジャスティン・ウィルソン氏との間に生まれた6人の子供内の1人だ。