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2025年04月03日木曜日
ホームニュースリップル、2.05ドルまで急落 SEC勝訴後の反応鈍化と市場全体の低迷続く

リップル、2.05ドルまで急落 SEC勝訴後の反応鈍化と市場全体の低迷続く

暗号資産(仮想通貨)リップル(XRP)は31日時点で2.1ドル(約315円)を下回り、時価総額上位10位のアルトコインの中で最も低調なパフォーマンスを示したことが明らかになった。

引用:記事の内容と関連しAIツールで作成されたイメージ
引用:記事の内容と関連しAIツールで作成されたイメージ

XRPは31日午後5時(日本時間)時点で2.05ドル(約307円)を記録し、前日比5.63%下落した。一週間前と比較すると約16%の下落となった。

テクニカル分析プラットフォーム「100eyesクリプトスキャナー」によると、現在XRPは極めて重要な水平支持線に近づいている。この支持線が破られれば、さらなる下落は避けられないとの見方もある。XRPが2ドル(約300円)を割り込んだのは、昨年5月11日以来となる。

「U.Today」によると、仮想通貨市場全体で投資家心理が悪化する中、世界的な貿易摩擦の継続が市場に悪影響を与えていると指摘されている。

特に、日経平均株価が前日比4%超の下落を記録するなど、世界の株式市場も下落圧力にさらされている。

ブルームバーグによると、オプショントレーダーの間では、ビットコインが8万ドル(約1億1988万円)を下回る可能性に備えているという。

また、XRPへの一般の関心も顕著に低下している。グーグルトレンドによると、XRPの検索量は2025年に入って最低水準に落ち込んでおり、リップル社が米証券取引委員会(SEC)との法的争いで勝訴した後も、市場の反応が鈍いことを示している。

専門家は「一部の市場参加者はETF承認の可能性など好材料が残っていると見ているが、現時点では下落トレンドを反転させる明確な要因は見当たらない」と分析している。

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