
欧州本土から打ち上げられる初の軌道ロケット「スペクトラム」が空へ向かって上昇する。
しかし、その動きが異常だ。
ロケットはよろめき、煙を吐き出しながら降下し始める。
そして近くの海に落下すると、すぐに爆発した。
ドイツのスタートアップ企業イザール・エアロスペースは30日、ノルウェーで独自開発した無人ロケット「スペクトラム」の打ち上げを行った。
長さ28メートルの2段式ロケット「スペクトラム」は、ロシアではなく、欧州大陸の宇宙基地から打ち上げられた初の軌道ロケットだ。
しかし、初めから成功を収めることはできなかった。
スペクトラムは、打ち上げから約40秒で落下し爆発した。
イザール社は「初の試験飛行は大成功だった」とし、「30秒間飛行し、『飛行終了システム』を作動させるまでに至った」と自画自賛した。
イザール社は2018年に設立されて以来、約644億円以上の資金を調達しており、年間40機のスペクトラムロケットを生産できる工場をミュンヘン近郊に建設中だ。