
北朝鮮の平壌で5月12日から16日まで平壌春季国際商品展覧会(PITF)が開催され多くの観光客が訪れる予定だ。
中国の北朝鮮専門旅行会社のヤング・パイオニア・ツアーズ(YPT)は28日、「5月開催の平壌春季国際商品展覧会に少人数の外国人代表団を招待できる貴重な機会を得た」とし、「2020年の北朝鮮国境封鎖以来、初めて許可が降りた非ロシア人の観光客だ」と明らかにした。
YPTは7泊8日で確定したツアーの日程を公表した。日程には、朝鮮半島4大名山の1つである妙香山の観光も含まれている。
公開された日程によると、観光客は5月10日に中国・北京から北朝鮮の高麗航空で平壌に入り、高麗ホテルに宿泊するという。
11日には平壌大劇場と金日成広場を散策し、万寿台噴水公園と万寿台大記念碑を訪問。祖国解放戦争勝利記念館とプエブロ号を見学し、平壌地下鉄を体験する。凱旋門や百貨店なども訪れる予定だ。
国際商品展覧会は12日に訪問予定。展示会は青年中央会館と玉流展示館で開催され、農業、医薬品、IT技術、建設機器、家電製品、食品など450以上のブースが設置される予定だ。

妙香山には13日から14日まで滞在し、山腹に位置する国際親善展覧館を見学。国際親善展覧館は外国の首脳や機関が北朝鮮指導者に贈った物を展示している施設だ。
観光客らはこの他にも主体思想塔、万寿台創作社、凱旋青年公園、華城地区、江東温室農場、万景台生家(金日成の生家)などを訪問する予定だ。
北朝鮮は2月末に中国・ロシア国境の羅先(羅津・先鋒)経済特区を外国人に開放した約2週間後に観光を一時中断していた。
しかし、来月6日開催の平壌国際マラソンは予定通り実施される。平壌国際マラソンの受付を担当する別の北朝鮮専門旅行会社「高麗ツアーズ」は、北朝鮮を含む46カ国のアマチュアランナーが大会に参加すると発表した。
北朝鮮はまだ平壌観光を全面的に開放してはいないが、マラソンや展覧会などの機会ごとに観光客を受け入れており、段階的な開放に向かうかが注目されている。