
イタリア・ローマのテスラ展示場で放火とみられる大規模な火災が発生した。
先月31日、ロイターなど現地メディアは、同日午前4時30分頃、ローマ・トッレノーヴァ地区のテスラ店舗で火災が発生し、車両17台が全焼、建物の一部が損傷したと報じた。
公開された写真には、真っ黒に焼けたテスラ車が屋外駐車場に並ぶ様子が捉えられていた。一部の車両は内部まで全焼し、骨組みだけが残っている状態だった。幸い、人的被害はなかったという。
イタリア警察は無政府主義者による放火の可能性も含め、火災の原因を調査していると伝えた。テスラCEOのイーロン・マスク氏はSNSを通じて今回の事態を「テロリズム」と断定した。
今回の火災は米国政府効率化省(DOGE)トップとして大規模な政府再編を主導するマスク氏への反対デモが世界中で広がる中で発生し、注目を集めている。29日には米国だけでなく、世界中の数百か所のテスラ店舗で「テスラを排除しよう(Tesla Takedown)」というデモが行われた。
また、先月にはイタリア北部ミラノのテスラ展示場で活動家らが、マスク氏が世界的に極右運動に資金提供していると主張し、抗議デモを展開。彼らは「マスク氏が繁栄すれば、民主主義は死ぬ」と訴えた。