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2025年04月10日木曜日
ホームニュースアメリカ人が「うっかり」持ち込んだ拳銃、関空の保安検査をすり抜け…大阪ホテルで気付いた衝撃事態

アメリカ人が「うっかり」持ち込んだ拳銃、関空の保安検査をすり抜け…大阪ホテルで気付いた衝撃事態

引用:産経新聞、YTN
引用:産経新聞、YTN

日本を訪れたアメリカ人観光客が関西空港から入国する際に拳銃を持ち込み、後に自ら申告して逮捕された。空港の保安検査で拳銃が検知されず、観光客が後になって拳銃を発見し自主申告したことで物議を醸している。

2日、NHKなどは、先月21日、73歳のアメリカ人観光客Aがハワイのホノルル空港を出発し、翌22日に関西空港に到着したと報じた。

大阪地域のホテルに一泊した後、23日朝に荷物を整理していた際、バッグから護身用拳銃を発見したAは、即座に申告せず神戸港ターミナルに移動したという。

ターミナルに到着したAは、拳銃に装填されていた弾丸3発を取り出し、トイレのごみ箱に捨てた。その後、クルーズ船に乗船し、乗組員にバッグ内に拳銃があると自主申告した。このクルーズ船は西日本と韓国の釜山(プサン)などを周遊する予定だった。

港湾関係者が警察に通報し、Aは銃刀法違反容疑で逮捕された。

警察の調べで、Aのバッグ内のポーチから回転式拳銃1丁が発見され、ターミナルのトイレのごみ箱から弾丸3発が見つかった。

Aは警察の取り調べに対し、「護身用の拳銃を誤ってバッグに入れてしまい、大阪のホテルでそれに気づいた」と述べ、「拳銃と弾丸を一緒に所持すると罪が重くなると思い、弾丸は神戸港ターミナルで捨てた」と説明したという。

警察は、Aが拳銃をバッグに入れたままハワイ空港と関西空港の保安検査を通過したとみて、詳細な経緯を調査している。

先に大阪税関は、大阪・関西万博の開幕を前に、銃器やテロ関連物品の密輸を防ぐため輸出入管理を強化すると発表していたが、今回の事件は万博開幕の約1か月前に発生した。

これを受け、一部では空港の保安検査が適切に行われていなかったのではないかとの指摘が上がっている。

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