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2025年04月20日日曜日
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韓国パスポート、世界39位に転落!わずか数年でランキング転落の理由

引用:Shutterstock*この画像は記事の内容と一切関係ありません

韓国のパスポートの国際的な価値が、世界39位にまで後退した。ビザなしで渡航できる国の数では依然として上位にあるが、税制や個人の自由度などを加味した総合評価で順位が大きく下がった。

グローバルコンサルティング企業「ノマドキャピタルリスト」の発表した「2025パスポート指数」で、韓国は199の国・地域のうち39位となった。同指数は、ビザなし渡航の可否(50%)、税制(20%)、国際的評価(10%)、二重国籍の取得可能可否(10%)、個人の自由度(10%)の5項目を基準に算出される。

評価は、ある国の国籍を持つことで得られる自由や渡航先での扱いなどを総合的に判断するもので、国家税務当局のデータや「世界幸福度報告書」「国連人間開発指数」など、約20の情報源を基に実施された。

一方、英国のコンサルティング会社「ヘンリー&パートナーズ」が1月に発表した「ヘンリー・パスポート・インデックス」では、韓国はフィンランド、ドイツ、イタリア、スペインと並び3位に入った。こちらはビザなしで渡航できる国の数のみを評価基準としており、ノマドキャピタルリストの指数とは順位が大きく異なる。

韓国はノマドキャピタルリストのパスポート指数で、2020年に11位となり、2021年と2022年も12位と高水準を維持していたが、2023年に21位、2024年に32位まで下落し、今年は39位となった。

今回のランキングで1位となったのはアイルランドだ。スイスとギリシャが2位、ポルトガルが4位、マルタとイタリアが5位に入った。上位10カ国のうち9カ国が欧州諸国で、同地域の優位性が際立った。アジアでは日本がマレーシアと並び37位、中国は119位、北朝鮮は192位だった。

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