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2025年04月15日火曜日
ホームニュース空軍基地で中国人学生が「戦闘機無断撮影」で拘束…「趣味」と主張するも当局はスパイ疑惑も視野に

空軍基地で中国人学生が「戦闘機無断撮影」で拘束…「趣味」と主張するも当局はスパイ疑惑も視野に

韓国の京畿道水原市(キョンギ道スウォン市)にある空軍第10戦闘飛行団の近くで、戦闘機を無断で撮影した中国人らが警察に拘束された。

引用:ニュース1
引用:ニュース1

京畿南部警察庁の安保捜査課は、軍事基地・軍事施設保護法違反の容疑で10代後半の中国人Aなど2名を刑事立件したと発表した。

容疑者らは先月21日の午後3時30分頃、水原空軍基地付近で一眼レフカメラと携帯電話を使用し、離着陸中の戦闘機を無断で撮影した容疑がもたれている。

当時、Aらの行為を目撃した住民が「男性2人が空軍基地周辺で写真を撮っている」と警察に通報したという。

事件現場を管轄する華城東灘(ファソンドンタン)警察署の安保捜査担当者や京畿道警察のテロ・防諜捜査担当者らは直ちに現場に駆けつけ、Aらを任意同行の形で警察署に連行し、事情聴取を行った。

調査の結果、容疑者らは中国の高校に通う学生で、事件発生の3日前に観光ビザで入国していたことが判明した。

容疑者らが所持していた一眼レフカメラと携帯電話からは、飛行中の戦闘機の写真が多数発見された。

警察は携帯電話のフォレンジック分析などを通じて、Aらが水原空軍基地以外の他の軍事施設や国家重要施設でも同様の行為を行っていないか調査している。そして、容疑者らを刑事立件し、出国禁止措置を講じた。

Aは取り調べで「普段から飛行機の写真を撮る趣味がある」と供述したが、警察はこれを鵜呑みにせず、スパイ行為の可能性を含むあらゆる角度から捜査を進めている。警察関係者は「捜査中の案件であるため、詳細は公開できない」と述べた。

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