
バドミントン日本代表、志田千陽(27歳)が中国人ファンにストーキング行為の中止を訴え、「非常に不快で恐ろしかった」と吐露した。
今月10日、海外メディア「サウス・チャイナ・モーニング・ポスト」によると、中国・寧波(ニンボー)市で開催中のアジアバドミントン選手権大会に出場している志田選手は、4月8日に自身のSNSを通じて、過去1年6か月間、中国での試合に参加する度、ストーカーに遭遇していたことを明かした。
昨年、2024年パリオリンピックのバドミントン女子ダブルスで銅メダルを獲得した志田選手は、その後中国で絶大な人気を博している。
現地SNSでは志田選手を「最も美しいバドミントン選手」と評する声もしばしば見られる。
彼女は自身を継続的に支持するファンへの感謝を示しつつも、「中国での試合に参加する度にストーキングを受けた」とし、「もう1年以上続いている。本当に怖かった」と訴えた。
さらに「全てのファンがこのような行為をしているわけではないことは分かっている」とし、「中国が大好きで、ファンの応援にも感謝している」と強調した。
しかし志田選手は「今すぐにストーキングやそれに類する行為を止めてほしい」と述べ、「この状況が続くなら、何らかの解決策を見つけなければならないだろう」と語った。
2023年11月、志田選手は中国・深セン(シンセン)市で開催された中国マスターズ大会で「ストーキングを受け、過度に親密な接触をされた」と明かしている。
その後、SNSへの投稿を通じて「距離を保ち、お互いを尊重してほしい」と要請した。
なお、志田選手は具体的にどのような被害を受けたかについては明らかにしていない。