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2025年04月25日金曜日
ホームニュースキヨサキ氏「ビットコインは2035年に100万ドル」今こそ最後のチャンスと強調

キヨサキ氏「ビットコインは2035年に100万ドル」今こそ最後のチャンスと強調

引用:ロバート・キヨサキのSNSアカウント
引用:ロバート・キヨサキのSNSアカウント

世界的ベストセラー『金持ち父さん 貧乏父さん』の著者として知られるロバート・キヨサキ氏が、「2035年までにビットコインの価格が100万ドル(約1億4,340万円)に到達する」との見解を示し、「今こそビットコインと金に投資すべき時だ」と主張した。

19日(現地時間)、キヨサキ氏は自身のSNSを通じて「現在、わずか0.5ビットコイン(BTC)を保有するだけで、将来的に裕福になれる可能性がある。今が資産を守る最後のチャンスだ」と述べた。

さらに「ビットコインだけでなく、金や銀への投資も積極的に取り組むべきだ」とし、「2035年には金は3万ドル(約430万円)、銀の価格は3,000ドル(約43万円)になると確信している」と語っている。

21日午前8時50分現在、韓国の仮想資産取引所「ビッサム」では、ビットコインが24時間前に比べて0.27%上昇し、約1,226万円を記録した。

金価格も上昇基調を維持している。21日の金現物価格はオンスあたり3,428.39ドル(約49万1,512円)で、前取引日比3.03%上昇した。ニューヨーク商品取引所での6月渡し金先物終値はオンスあたり3,425.3ドル(約49万1,153円)で、前取引日より2.9%上昇し、過去最高値を更新した。

キヨサキ氏は近年、株式市場の崩壊可能性を繰り返し指摘し、ビットコインと金や銀はインフレから資産を守る有効な手段であり、長期的に世代を超えて維持できる「富の保存手段だ」と主張している。

彼は「貯金する人は敗者だ」とし、「中央銀行の支配から解放され、経済的な自立を達成するチャンスは今しかない」とも述べた。

ただし、彼は昨年もアメリカの負債問題を取り上げ、「株式や債券、不動産といったバブル資産が崩壊するだろう」と警告したが、昨年の米国株式市場はAI(人工知能)ブームと連邦準備制度の利下げ期待を背景に、歴史的な上昇率を記録した。

このため、一部では「キヨサキ氏の発言は過度に悲観的だ」との見方も出ている。

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