配達員 「相手と同時に殴った」 双方暴行を主張
レストランのオーナーが料理の準備が少し遅れたという理由で、デリバリーのドライバーから暴行されたという話が伝えられた。
22日、韓国の放送局JTBCの「事件班長」では、19日にソウル江南区のあるレストランで起こった事件が紹介された。
オーナーであり情報提供者のAさんは、「予定時間より早く到着したデリバリーのドライバーが『料理を早く出してくれ』とせっつき、料理を受け取って出発する前に罵倒した」と明らかにした。
続けて、「罵倒を受けて私もドライバーに電話をかけて罵倒した。すると、ドライバーが店に戻ってきてヘルメットを投げつけ、首を絞めるなど一方的に暴行を加えた。顔に唾と痰を二度吐きかけられ、警察に通報した」と付け加えた。
この場面を撮影した映像を見ると、デリバリーのドライバーは店のオーナーの首を押し、脅かし、顔に唾を吐いている。唾を受けたオーナーが顔を手で拭う場面も撮影された。
しかし、デリバリーのドライバーは、「店の入口で同時に襟首をつかんだ」と双方向の暴行を主張した。
また、「料理の準備時間が残りわずかだったが、追加の料理をするという店側の会話を聞いて『どれくらい待たなければならないのか』と尋ねたら、Aさんが攻撃的な口調で『まだ料理の準備時間が残っている』と言った」と述べ、「結局、5分遅れで料理を受け取った」と伝えた。