高価なカメラとレンズを韓国のレンタルショップにてレンタルした後、返却せずに帰国を試みた日本人女性が逮捕され、裁判にかけられたことが明らかになった。
法務界などによると29日、仁川地検刑事1部(部長検事:イ・ゴンホ)は30代の日本人女性Aさんを詐欺容疑で逮捕起訴した。
Aは今年の1月、2月、4月の3回にわたり、ソウルのカメラレンタルショップで合計4,080万ウォン(約461万円)相当のカメラとレンズ等をレンタル後、返却せずに持ち去った容疑で裁判にかけられた。
彼女はこのような手口で、韓国で借りた高価なカメラ等を持ったまま日本へと帰国し、現地で処分したと見られている。
Aはカメラのレンタル過程で、旧パスポートを預けたり、ホテルの住所を偽ったりしたことが確認された。
レンタル業者は今月11日、レンタルカメラに設置されている位置情報システム(GPS)の信号が空港にて感知したことを不審に思い、警察に通報した。これにより、出国直前にAは逮捕された。
検察関係者は「被告が罪に相当する刑が言い渡されるよう裁判にも徹底的に備える」と明らかにした。