3年間873回にわたり、トイレを使用している男性らを盗撮してきた20代男性が逮捕され、裁判にかけられた。
ソウル北部地検の女性・児童犯罪捜査部(部長 ク・ミオク)は7日、20代の男性Aを「性暴力犯罪の処罰等に関する特例法違反」(カメラ等の使用による撮影・配布等)の罪で逮捕・起訴したと発表した。
検察によると、Aは2019年9月から約3年間、男性用トイレで排尿するシーンを873回にわたり盗撮したという疑いが持たれている。
Aは捜査中に証拠隠滅を図ったが、検察はデジタルフォレンジックを通じて削除した内容を復元し、余罪(違法撮影物の所持)を明らかにした。
捜査関係者は、「Aは以前にも男性用トイレで用を足す様子を無断で撮影し、再三罰せられていたにもかかわらず、再犯に至った」と述べ、「捜査中や裁判中にも犯罪を繰り返していたことが確認された」と話した。
検察は、「性犯罪やその他の重大犯罪については最後まで追跡し、罪に見合った刑罰が科されるよう捜査および公訴の維持に最善を尽くす」とした。また、「携帯電話の押収、被害者の心理療法、違法撮影物の流通阻止・削除措置など、被害者支援にも最善を尽くす予定だ」と述べた。