タイのパタヤで発生した韓国人観光客の男性が殺害された事件に関し、容疑者3人についてタイの警察当局から驚くべき発表があった。
犯人はすべて韓国人で、現在、容疑者1人が韓国内で逮捕され、もう1人がカンボジアで逮捕された。タイの現地メディアでは残りの1人はタイと隣接するミャンマーに逃亡したと伝えられている。そして、容疑者3人全員が「韓国で前科がある人物だ」とタイの警察当局が伝えたというのだ。
引用:聯合ニュース/容疑者A
9日にタイから韓国に入国した24歳のAは、12日の午後7時46分頃、全羅北道井邑市(チョルラプク道チョンウプ市)で緊急逮捕された。
また、警察はカンボジアのプノンペンに逃走した20代のBについてもプノンペンでの目撃情報を手掛かりに、カンボジア警察と協力し、14日午前0時10分に逮捕した。
A、Bはタイのパタヤでもう1人の共犯者とともに、34歳の韓国人観光客の男性を誘拐、殺害した後、遺体をドラム缶に入れて遺棄した殺人及び死体遺棄の容疑を受けている。
また、遺体は指がすべて切断されているなど、激しく損傷していることも明らかになった。
Aは警察の取り調べに対して、犯行自体を否認していると報じられ、Bは現在カンボジア警察で拘束されていることが確認されている。
警察関係者は「現在、もう1人の共犯者の居場所について捜査中であり、まだ詳細は確認できていない」とし、「Aに対する追加の取り調べなどを経て、逮捕状を請求する予定だ」と述べた。
警察は、残りの共犯者の行方を追跡しながら、被害者との関係や犯行動機などについても併せて捜査を行っている。
一方、被害者の姉といとこは12日タイに到着し、タイの警察当局で遺体のDNAと照合し身元を改めて確認する予定だ。
引用:聯合ニュース/容疑者A