オーストラリアのある飛行機で全裸で暴れた男性が逮捕された。この乗客のせいで飛行機は再び離陸空港に戻らざるを得なかった。
28日(現地時間)ガーディアンなどの海外メディアによると、オーストラリア連邦警察は「飛行中に全裸で機内に突進し、客室乗務員を床に倒し、コックピットで暴れた男性を警察が逮捕した」と明らかにした。
その日、パースから出発しメルボルンに向かっていたヴァージンオーストラリア航空の旅客機で、ある男性乗客が機内で全裸になって突進し、客室乗務員を床に倒すなどの暴行を働いたとされている。
ヴァージンオーストラリア航空の広報担当者によると、そのせいで飛行機は離陸直後に方向を変えて再び着陸しなければならなかった。
広報担当者は「お客様と乗務員の安全が最優先だ」とし、「お客様に心から謝罪する」と述べた。
飛行機に乗っていたある乗客は、「突然通路で大きな音が聞こえ、見てみると、男性が服を着ていないまま飛行機の前方に突進していた」と語った。
その乗客が客室乗務員を倒した後、コックピット近くで大きな叫び声と悲鳴が聞こえたという。
その後、ビジネスクラスに座っていたある乗客が彼を制圧し、その後他の二人が加わり、この男性を床に倒したとされている。