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2024年12月23日月曜日
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反政府デモで9人が拘束…イスラエル国内も盤石とはいえず

イスラエルでは連日、ネタニヤフ首相の退陣と早期の総選挙を求める大規模反政府デモが発生している。デモの参加者はパレスチナ武装勢力ハマスとの戦争をめぐり、首相の対応を批判する態度を見せている。

17日(現地時間)には日没までに数千人がクネセト(国会)の外に集結し、首相官邸に向かった。警察とデモ隊の間に武力衝突も発生し、デモ隊を制圧する過程で警察は放水砲を使用した。衝突の結果、9人が警察に拘束され、参加者3人が軽傷で病院に運ばれた。

デモ隊はイスラエル国旗を振り、戦争の終結を求めたり、首相の強力な支持層である超正統派ユダヤ人の兵役免除法案推進を批判したりする内容が書かれたプラカードを掲げた。

官邸近くに到着したデモ隊は、「あなたは責任者だ。あなたが責任を負わなければならない」と首相に向かって叫び、警察が設置したバリケードを突破しようとする者もいた。

一方、ネタニヤフ首相は、戦争期間中は総選挙を開催すべきではないとし、野党と一部市民団体の総選挙要求を退けてきた。

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