韓国で、ある60代男性が愛犬を食用として屠殺した罪で逮捕された。
済州(チェジュ)東部警察署は13日、60代男性Aを動物保護法違反の容疑で逮捕し、捜査中であると発表した。
Aは前日午前10時頃、済州市(チェジュ市)朝天邑(チョチョン邑)大屹里(テフン里)にある某果樹園で、一匹の犬を屠殺した容疑にかけられている。
当時、通報を受けた動物保護団体「済州幸せ家捨て犬保護所」がすぐに現場に向かったが、犬はすでに屠殺されていた。
団体関係者はJIBSに「現場に到着すると、白い犬はすでに釜の中に入れられていた。残りの犬たちはその状況を目撃し、身動きを取れないまま震えていた」と伝えた。
当果樹園では、屠殺用の道具と思われる斧や包丁などが発見され、果樹園にいた残りの二匹の犬は動物保護団体により救出された。
その後、警察に引き渡されたAは、「体調を崩したため、犬肉スープを作って食べようと思った」と供述したと伝えられた。