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2024年12月29日日曜日
ホームニュース新車PR映像で「男性蔑視」ジャスチャー?女性従業員に対するサイバーハラスメントと個人情報公開の問題

新車PR映像で「男性蔑視」ジャスチャー?女性従業員に対するサイバーハラスメントと個人情報公開の問題

引用=SNS

ルノーコリアの新車PR映像に出演した従業員を殺害するという脅迫文がSNSで広まっている。

1日、韓国のオンラインコミュニティには「ルノー***氏の退職祝い」というタイトルの投稿が掲載された。この投稿には、当該従業員のイメージとナイフを握る写真が載っていた。

投稿者は「一片の良心があるのなら、今日中に荷物を全部引き払うと思ったが、釜山に住んでいるのだろう?見つけ出して正当な対価を払わせてやる」と記載している。

この投稿はSNSを通じて速やかに広まり、一部のユーザーたちは警察庁の公式アカウントをタグ付けて「ルノーコリア自動車の従業員殺害予告が上がった」とし、捜査を要請した。

この問題は先月29日、ルノーコリアの公式YouTubeチャンネルに新車PR映像が上がったことから始まった。

映像に出演した一人の女性従業員が親指と人差し指でつまむジェスチャーをする姿が捉えられた。

一部のネットユーザーたちは「男性の身体部位を嘲笑うときに使う手の動きだ」としてこれをスクリーンショットしオンラインコミュニティに広めた。

これに対してルノーコリアは該当映像を削除し、この従業員の職務を禁止した。

一部では、問題が過熱しすぎているという反応も出た。フェミニズム思想検証共同対策委員会は2日、「日常的に使用する特定の手の動作が『男性嫌悪』として女性従業員を非難し、個人情報を公開して解雇を要求する行為は明らかな人権侵害だ」とし、このような暴力行為はいかなる理由でも正当化できないと批判した。

その上で、女性労働者(PR映像の中の)に対するサイバーハラスメントと個人情報公開の脅迫を中止するよう声明を発表した。

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