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2024年12月23日月曜日
ホームニュースあれもこれもどこかで見たことがあるロゴが…韓国でも勃発した「SHEIN」の有名ブランド模倣品問題

あれもこれもどこかで見たことがあるロゴが…韓国でも勃発した「SHEIN」の有名ブランド模倣品問題

中国のオンラインファストファッションブランド「SHEIN」が韓国市場に積極的に進出を図る中、模倣品や品質の問題が相次ぎ浮上している。

SHEINはECサイトに続き、新たに韓国でオープンしたオフラインのポップアップストアでも、他のブランドを模倣したコピー製品や低品質製品を販売している。SHEINに対する信頼性が大きく揺らぐ中、韓国国内のファッションブランドや消費者の被害が拡大する懸念が登場している。

8日、SHEINはソウルの聖水洞(ソンス洞)に初のオフラインポップアップストア「StylinInSHEIN」をオープンした。14日まで開催されるこのポップアップストアは、SHEINが韓国で初めて展開するオフライン店舗だ。

この日訪れたポップアップストアでは、SHEINのプライベートブランド「DAZY」のアンバサダーを務める女優キム・ユジョンが着用した春夏シーズンのコレクションを筆頭に、SHEINが買収したイギリスのSPAブランド「Missguided」や「ROMWE」、「GLOWMODE」などの1~2万ウォン(約1,200~2,400円)台の商品が販売されていた。

問題は、オフライン店舗でも他のブランドを模倣したデザインや低品質の製品が堂々と販売されていることだ。

この日、SHEINのポップアップストアでは、有名ブランドのロゴを模倣した商品をすぐに見つけることができた。「POLO RALPH LAUREN」、「KIRSH」、「FRED PERRY」などを連想させるロゴがプリントされたTシャツなどが1万ウォン台で販売されていた。

品質に対する指摘も相次いだ。ファストファッションということが言い訳にならないほど、素材や仕上げの質が低い部分が多く見られたという。

この日、SHEINの店舗を訪れた韓国国内のファッション業界関係者は「SHEINのポップアップストアで見たTシャツなどの商品を裏返してみると、糸くずなどが残っており、仕上げが精巧でなく、また、良い素材を使っていないことがはっきりと分かった」と語った。

韓国のファッション市場への理解度が低いことも露呈した。商品タグに書かれた商品名には、翻訳機を使ったような不自然な韓国語表記が多かった。例えば、「オフショルダーTシャツ」は「肩を脱いだTシャツ」と表記されていた。

SHEINの品質問題に関するニュースは当面なくなることがないだろう。最近、SHEINの商品から有害物質が検出されたこともあった。7日、ソウル市によると、子供用の長靴からフタル酸エステル系可塑剤が検出され、長靴についたリボンの装飾部分からは基準値の約680倍が確認された。

業界関係者は「選別した商品を展示するポップアップストアでさえ、模倣品や低品質な製品が陳列されているということは、国内市場に対する分析や調査が十分に行われていないことを示している」とし、「国内のファッション消費者は品質について非常に厳しい基準を持っているため、デザインの模倣や品質問題を抱えたSHEINの韓国での成功は容易ではないだろう」と指摘した。

一方、SHEINの関係者は「現在はアンバサダーであるキム・ユジョン氏関連のマーケティングに集中している」とし、「ECサイトであるため、オフラインの常設店舗の計画はまったくない」と述べた。

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