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2024年12月26日木曜日
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韓国・尹大統領、NATOとの連携で北朝鮮兵器の情報共有を強化…ウクライナ支援を継続的に拡大

引用:Newsis

北大西洋条約機構(NATO)の首脳会議に参加した尹錫悦(ユン・ソンニョル)韓国大統領は、11日(現地時間)、「ロシアと北朝鮮の軍事協力の様相は、韓国の安保と国際平和に及ぼす影響を同盟国と友好国と間で、詳細に分析し、対応方向を講じていく」と明らかにした。

同時に、ウクライナへの継続的な支援方針を明らかにした尹大統領は、武器支援の方針は言及せず、対応方向の模索の方針を明らかにし、ロシアと北朝鮮の軍事協力を注視するという警告メッセージを発した。

尹大統領は、同日マリオット・マーキス・ワシントンDCで開かれたNATOパブリックフォーラム会議場で基調講演を行い、ロシアと北朝鮮の軍事協力に関する質問に対して「韓国政府は、不法なロシアと北朝鮮の軍事経済協力を遮断し、無力化するために、米韓同盟、日米韓協力体制、NATOとのパートナーシップを基盤にさらに協力を高めていく」と答えた。

また、「北朝鮮がロシアに提供するミサイルと砲弾はウクライナ戦争を長期化させるだろう」とし、「これに対する反対措置として、ロシアが北朝鮮に提供する軍事技術と経済支援は、朝鮮半島と北東アジア地域の平和を脅かすだろう」と懸念を示した。

NATO同盟国とインド太平洋パートナー国家が、ロシアと北朝鮮の緊密関係について強い懸念を表明したことに言及した尹大統領は、「ウクライナ戦争を媒介にしたロシアと北朝鮮の協力は、それぞれの緊急な必要に応じて、便宜的に結託したもの」と評価した。

尹大統領は、NATOとウクライナで使用される北朝鮮兵器に関する情報共有の強化方針を強調し、「韓国はウクライナを継続的に支援する」と明らかにした。

続いて、「ウクライナに提供中の包括的支援パッケージを継続的に拡大していく」とし、「その過程でNATO同盟国とIP4(インド太平洋パートナー4カ国)の加盟国と密接に協力する。昨年7月、韓国政府はキエフで発表したウクライナ平和連帯イニシアチブに基づき、安全保障・再建支援を拡大していく」と説明した。

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