ヘアクリップ」の危険性
後頭部は弱い部位
より深刻な損傷が発生する
思わぬモノが原因で、危うく命を落としかけた二人の女性のエピソードが公開された。事故詳細は異なるが、二件の共通点はヘアクリップが原因で起きた事故だということだ。
ヘアクリップは多くの女性が日常的に使用する髪飾りの一つだ。
一見、無害に思えるが、予想外のタイミングで命を脅かす武器に変わる可能性が潜んでいる。
最近、中国北京の報道機関は、ヘアクリップが原因で交通事故に遭った女性が深い傷を負ったと伝えられた。
義烏(イーウー)消防救助指導センター病院の医療スタッフによると、ある女性が交通事故で負傷し、後頭部にヘアクリップが突き刺さった状態で搬送されたと明らかにした。
医療スタッフは、はさみやその他道具を使い女性の頭部から折れたヘアクリップを取り出した。
ニュース報道後、これを見たネットユーザーたちは、ネット上に似たような事故について共有した。
ある女性もヘアクリップを使用中、子供を抱いたまま転倒し後頭部にヘアクリップが突き刺さる事故があった。
これを見たレスキュー隊は、何の変哲もない髪飾りが危険を招くこともあるとし報告書を発表した。報告書によると、ヘアクリップは通常後頭部中央の位置で使用するが、この位置は組織を覆う組織が少ないため脆弱な部位だといえる。
特に事故発生した際に、後頭部は負傷リスクが高く、金属製の場合、事故発生時多くのダメージを受ける可能性があるため、金属製のヘアクリップは避けることが安全だと警告した。
運転、乗馬、運動、滑りやすい場所での使用は控えるよう重ねて推奨した。