中国人観光客が韓国の首都ソウルのあるレストランの店内で喫煙する様子が公開され、議論となっている。最近、オンラインコミュニティには「レストランでタバコを吹かす無神経な中国女性」というタイトルの投稿が上がった。
投稿者は「論峴(ノンヒョン)洞のあるレストランで発生した」とし、「中国人男女4人が訪れ騒ぎ始め、女性1人が電子たばこを吸っていた」と説明した。
続けて「その女性と目が合って、(電子タバコを)吸わないよう注意したが、無視して吹い続けた。レストランのスタッフや中国人のスタッフも吹かないよう呼びかけたが、無視された」と付け加えた。
公共の秩序の維持や犯罪予防などを目的として制定された「軽犯罪処罰法」によると、韓国では禁煙区域で室内喫煙をした場合、10万ウォン(約1万1400円)以下の過料が科される。
韓国・誠信(ソンシン)女子大学のソ・ギョンドク教授は、この件について「最近、済州島では中国人の子どもが街中で排便をしたり、城山日出峰(ソンサンイルチュルボン)の禁煙区域で中国人観光客がタバコを吹うなど、多くの問題が引き起こされている」と伝えた。
ソ・ギョンドク教授は「中国人観光客の蛮行をただ見ているだけでなく、軽犯罪としての処罰や罰金処分などを通じて、再びこのような事が起こらないようにするべきだ」と強調した。