ワインのサークルで知り合ったメンバーを暴行し、死亡させた40代男性が第二審裁判所から2年の減刑を受けた。
17日、法曹界によれば、ソウル高等裁判所刑事8部（キムジェホ・キムギョンエ・ソジョンギョ部長裁判官）は12日、傷害致死の容疑を受けている43歳の男性 A に第二審で懲役6年の判決を下した。第一審では懲役8年を宣告していた。
A は昨年 7 月の未明、ソウル・グァンジン区のあるホテルで、サークルの活動中、40代男性 B 氏を殴って死亡させた容疑で裁判にかけられた。B 氏は意識がある状態で病院に運ばれたが、脳出血の手術後に死亡した。
A はサークルの活動中に B 氏が不愉快な話をしたという理由で、口げんかの末に暴行を加えた。まず第一審裁判部は「被告人が先に暴行を始め、かなりの長い時間葛藤があったと見受けられる。さらに、事件後にも被害者遺族と被害回復のための被告人の努力が見られない」と指摘したことがある。
第二審裁判部も「被告人は3回にわたり被害者を暴行し、酔っ払っていた被害者が転倒し頭を打って死亡という取り返しのつかない結果が生じた点で、罪責は重い」と指摘した。
しかし、B 氏の急性脳出血を外観上把握することが難しく、救急室の待機時間が長引いたなど考慮すべき事情があったとして減刑の理由を明らかにした。
刑法上、傷害致死罪は3年以上の懲役刑が可能だ。