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2024年12月23日月曜日
ホームニュース雲隠れした債務者を見つけだし集団で暴行した債権者ら…執行猶予付き判決「法的なるべき手段を超えた行動」

雲隠れした債務者を見つけだし集団で暴行した債権者ら…執行猶予付き判決「法的なるべき手段を超えた行動」

47億ウォン(約5億3000万円)を借りて行方をくらました債務者を見つけ出し、暴行した債権者らが、執行猶予付きの懲役刑、罰金刑などを言い渡された。

引用:Newsis

17日、法曹界によると、蔚山(ウルサン)地裁刑事6単独(チェ・ヒドン 判事)は、公正な債権回収に関する法律違反の容疑などで裁判にかけられた30代男性Aを含む5人に対して、それぞれ懲役4月の執行猶予2年、30代女性Bなど5人に対してはそれぞれ罰金500万ウォン(約56万円)を宣告したと伝えた。

彼らは昨年6月末、釜山(プサン)機張(キジャン)郡のあるアパートの駐車場で、債務者である40代男性Cを暴行し、脅迫した容疑で裁判にかけられた。

Aなど5人は、2020年8月から昨年6月までにCに対して合計47億6000万ウォン(約5億3800万円)相当を貸し付けた。

彼らはCに対して少なくとも3000万ウォン(約340万円)、多くて18億8000万ウォン(約2億1000万円)を貸し付けたが、昨年5月から約束された利子を受け取ることができなくなった。そして一ヶ月後、Cは連絡を突然断ち切り雲隠れした。

引用:Newsis

Aを含める5人は情報を集めてCを見つけ出し、駐車場で顔を殴り、太ももを蹴るなどの暴行をし、Cを車に乗せて5時間監禁して「金を返さなけらば家族もただではおかない」と脅迫したことが明らかになった。

裁判部は、「被告人らは大金を横領された被害者として犯行の経緯に同情する余地がある」としながらも、「多数が武力を使用して債権を回収したことは、法治国家が許容する民事・刑事上の合法的な救済手段ではなく、「武力救済」を試みたことであるため、罪責が軽くない」と判決理由を説明した。

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