米共和党の大統領候補ドナルド・トランプ前大統領に対する暗殺未遂事件を受け、トランプ前大統領の支持者たちは事件の瞬間を描いたタトゥーを入れている。
15日、アメリカの週刊誌「ニューズウィーク」は、トランプ前大統領への忠誠を表明し、彼が見せた拳を突き上げる象徴的なイメージを永遠に記憶したいという支持者たちが、タトゥーアーティストに依頼してそのイメージを肌に刻んでいると報じた。
さらに、X(旧Twitter)のRestricted Vidというユーザーは、あるタトゥーアーティストがアメリカ国旗を持った警護員に囲まれ、血を流しているトランプ前大統領を描いたタトゥー映像を共有した。この映像は、現在まで36万回再生されている。
『Media Touch』の編集長、ロン・フィリプコウスキーが共有した別の映像では、トランプ前大統領と似たようなイメージが刻まれたタトゥーが見られる。このタトゥー上部には「FIGHT」という言葉が刻まれている。
その他にも、上半身裸の男性が「背中にタトゥーを入れろ」と言いながら、自分の背中に入れたトランプ前大統領のタトゥーを自慢する映像も広がっている。
ニューズウィークは、「トランプ支持者たちが新しいタトゥーを自慢しながら、このようなタトゥー映像が SNS に広がっている」とし、「弾丸が頭をかすめて耳に当たったトランプ前大統領のイメージは、即座に象徴となった」と解説した。
一方、トランプ前大統領が撃たれた後、拳を突き上げた写真は、アメリカのオンラインとオフラインの両店舗で T シャツとして製作され、販売されている。
「戦え、戦え、戦え(FIGHT, FIGHT, FIGHT)」というフレーズが追加されたTシャツもある。