不法滞在者が運転免許なしで300㎞を運転し摘発、自国に強制送還された。
18日韓国の江原道(カンウォン道)高城(コソン)警察署は、道路交通法上の無免許運転と出入国管理法違反の疑いでカザフスタン国籍の20代Aを逮捕し、強制送還したと発表した。
不法滞在者のAは、先月9日の早朝、仁川(インチョン)から江原道高城郡土城面(とそん面)のとあるペンションまで無免許で運転した疑いがあった。
Aの行動は、ある市民からの飲酒運転の疑いによる通報によって明かされた。当時、飲酒運転疑いの通報を受けた警察は、該当のペンションに出動し、Aを呼び出したが、Aの代わりに同じ国籍の同乗者Bが出てきたため、通報者が述べた運転手と特徴が異なることを不審に思い、ペンション内部を捜査して隠れていたAを逮捕した。ただし、Aは飲酒していなかったことが確認された。
警察はAが不法滞在者であることを確認し、出入国管理所に引き渡し、自国に強制送還した。また、不法滞在者ではないが、Aと交代して運転していたBは、無免許運転の疑いで逮捕され、捜査中である。