バラク・オバマ元アメリカ大統領夫妻が、11月に行われる米大統領選で民主党の候補としてカマラ・ハリス副大統領を支持する意向を正式に表明した。
26日(現地時間)、AP通信などの海外メディアによると、オバマ元大統領とミシェル・オバマ夫人がハリス副大統領に電話をかけ、支持を伝える場面を収めた短い動画がこの日公開された。
オバマ元大統領は通話の中で「ミシェルと私はあなたを支持している。あなたが選挙に勝利し、大統領になるためにできることはなんでもする」とし、「あなたを支持できることを誇りに思う」と語った。
妻のミシェルも「私の大切なカマラ。あなたを誇りに思うと言わずにはいられない。これは歴史的な瞬間になるだろう」と伝えた。
ハリス副大統領はオバマ夫妻の支持に感謝し、大統領選投票日までのおよそ3ヶ月間、ともに過ごす旅程を楽しみにしていると話した。
オバマ元大統領は民主党のキーマンの中でも、この日までハリス副大統領に対する支持を表明しておらず、憶測を呼ぶ報道もあった。
オバマ元大統領の支持表明により、ハリス副大統領が大統領選の民主党の正式な候補の地位をほぼ確固たるものとした。
バイデン大統領がハリス副大統領を後継者に指名した直後、ナンシー・ペロシ前下院議長、ビル・クリントン元大統領とヒラリー・クリントン元国務長官夫妻、上下院の民主党トップであるチャック・シューマー上院院内総務、ハキーム・ジェフリーズ下院院内総務など、民主党のキーマンたちが次々と支持を表明してきた。